癖毛やうねりをストレートにしたり、ヘアセットで動きをつけたりと、いまや男女ともにヘアアイロンは重宝されているスタイリングアイテムです。
そのなかでも、特に人気なのがワンダムとアドストのストレートアイロンです。
ワンダムとアドストはどちらも美容室のサロンワークで使用されたり、美容師が普段使いするほどの評価の高いヘアアイロンで、
モデルでいうと、ワンダムは「AHI-251」、アドストは「DS2」が人気です。
この2つのどちらを買うべきか悩んでいるという方は多いのではないでしょうか?
そこで、ワンダム「AHI-251」とアドスト「DS2」のストレートアイロンを比較してみました。
ワンダム「AHI-251」とアドスト「DS2」の共通点
まずは、ワンダム「AHI-251」とアドスト「DS2」で共通している点を紹介します。
プレート幅
ヘアアイロンのプレート幅は、髪を一度にどれくらいの量を掴むことができるかなど使いやすさに影響します。
ワンダム「AHI-251」とアドスト「DS2」のプレート幅はどちらも25mmで、ストレートアイロンの定番サイズです。
定番サイズなので、ショート・ミディアム・ロングとどの長さにも対応できるサイズ感です。
クセ毛やうねりをストレートに伸ばしたり、動きをつけるセットをするのにも使いやすくオールマイティに使えるプレート幅になっています。
ちなみにプレートの縦の長さは、ワンダムが85mm、アドストが90mmで、こちらもほぼ同じサイズ感です。
360℃回転コード
ワンダムとアドストのどちらも、コードが360℃回転するようになっています。
この360℃コードが回転することによって、コードのねじれを防いでどの角度からでもスタイリングが可能になるのでヘアアイロンには大事なポイントになります。
ワンダム「AHI-251」とアドスト「DS2」の違いを比較
次に、ワンダム「AHI-251」とアドスト「DS2」の違いを比較していきます。
設定可能な温度
ワンダム「AHI-251」とアドスト「DS2」では、設定可能な温度が多少違います。
ワンダム「AHI-251」は60℃~200、アドスト「DS2」は60℃〜180℃となっています。
ワンダムの方が設定可能な最高温度が高くなっています。
しかし、一般的に200℃の温度でアイロンを使用することはほとんどないため、アドストの180℃まで設定可能というのであれば十分です。(200℃で使うとかなり髪が痛むので)
ちなみに、ワンダムは無段階で温度調節が可能で、アドストは5℃ずつ変えることができます。
温まるスピードはどちらも早くて、180℃に設定するのに1分もかからないくらいで到達します。
温度設定方法
ワンダムとアドストで温度の設定方法も異なります。
ワンダムはアナログ式でダイヤルをスライドさせて温度を設定しますが、アドストはデジタル式でボタンを押してデジタル表示されます。
ワンダムはアナログ式、アドストはデジタル式という違いがあり、アドストのデジタル表示が見やすくて良いなと思います。
特殊プレート
プレート施された加工による性能面での違いもあります。
ワンダム「AHI-251」は、赤外線特殊プレートというのを採用しており、熱を伝える力が高いので低音での施術でもしっかりとスタイリングできるため、髪へのダメージを減らすことができます。
また、ワンダムは防熱特殊フェルトカバーがあることで、プレートの熱が持ち手側に伝わりにくいように安全な作りになっています。
アドスト「DS2」は、
- プレッシャーサイクル
- スチームドレイン
と呼ばれる加工が施されています。
「プレッシャーサイクル」とは、上部プレートに極細のサークル模様が施されており、優れた熱拡散効果を発揮して、均等に引っ張れるようした加工です。
そのことにより、ツヤや伸びの差が出ないよう綺麗にスタイリングできるようになっています。
「スチームドレイン」とは、下部プレートにまっすぐの溝が刻まれた加工により、水分を効率よくコントロールすることで、温度降下を最小限にして、施術時間の短縮が可能になる性能です。
アドストには、「ノーマル」・「パワー」・「ダメージ」と髪のダメージに合わせてモードを切り替えることができる機能が付いています。
「パワー」は温度下降が少なく髪に熱を通しやすいモード、「ダメージ」は痛みやすい毛先に行くほど温度が下降し髪に与えるダメージを軽減してくれる機能です。
性能的にはやはり、価格が高いぶんだけアドストの方が高性能になっています。
価格
最後に価格です。
ワンダム「AHI-251」は、時期によって価格が多少変動しますが、2021年9月現在は8,430円です。
アドスト「DS2」は、定価34,078円です。
このように、ワンダムとアドストで2万円以上の差があります。
機能面で言えばアドストの方が優秀ですが、ワンダムもプロ仕様でこの価格帯はかなりコスパが良いです。
まとめ
以上、ワンダム「AHI-251」とアドスト「DS2」のストレートアイロンを比較してみました。
ワンダムとアドストのスペックをまとめた表を作ると、以下のようになります。
Onedam(ワンダム) | ADST(アドスト) | |
プレートサイズ | 25×85mm | 25×90mm |
重量 | 約250g | 290g |
設定温度 | 60℃〜200℃ | 60℃〜180℃ |
温度表示 | アナログ・ダイヤル | デジタル |
プレート加工・性能 |
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|
360℃回転コード | あり | あり |
電源コード | 2.8m | 2.6m |
性能面では価格の高いアドストの方が、より高性能なストレートアイロンと言えるでしょう。
予算がアドストの価格帯まで出せるならアドストがおすすめです。
ヘアアイロン初心者の方やヘアアイロンにある程度のプロ仕様の性能でコスパの良いヘアアイロンを欲しいという方はワンダムのヘアアイロンがおすすめです。