KNUJO(キヌージョ)のヘアアイロンを買う際に、「絹女〜KINUJO〜」と「KINUJO W worldwide model(キヌージョワールド)」のどっちが良いのだろうか?と迷う人も多いと思います。
「絹女〜KINUJO〜」と「KINUJO W worldwide model(キヌージョワールド)」には、どんな違いがあるのでしょうか?
大まかに結論をいうと、
- 絹女のほうが機能性に優れている
- キヌージョワールドは海外対応モデル
という感じです。
以下で詳しく2つのヘアアイロンの違いや特徴を解説します。
絹女とキヌージョワールドの共通点
まず、「絹女〜KINUJO〜」と「KINUJO W worldwide model(キヌージョワールド)」の違いを解説する前に、2つのヘアアイロンに共通していることを紹介します。
シルクプレート
絹女とキヌージョワールドには、どちらもKINUJOが独自に開発した「シルクプレート」が使われています。
このシルクプレートには以下のようなメリットがあります。
- 水蒸気爆発を抑える
- 摩擦が少ない
- プレートの高温状態を維持できる
KINUJOのシルクプレートの1番の特徴は、水蒸気爆発を抑えるという点です。
髪の内部には水分が含まれており、通常はヘアアイロンを使用することで髪内部の水分が蒸発(水蒸気爆発)して水分がなくなってパサツキの原因になったりします。
しかし、KINUJOのシルクプレートはこの水蒸気爆発を抑えることができるので、髪内部の水分が保たれてしっとりと艶のあるトリートメント後のような質感になります。
さらに、切れ毛の原因にもなる摩擦を軽減することができるので髪が引っかかりにくく、シルクプレートの凹凸によって埃などのゴミも除去して、ダメージを最小限に抑えることができます。
使用中にプレートの温度も下がりにくいので、髪に均一の温度で通すことができるのでキレイに仕上がります。
その他の機能
その他の機能面では、
- クッション機能
- 360度回転コネクタ
- 自動電源OFF機能
があります。
プレート部分がクッションのように左右に動くので、スタイリングしやすく、毛先のカールなど細かいスタイリングもしやすい設計になっています。
また、コードが360度回転する設計になっているので、アイロンを回転しながらスタイリングできるなど使いやすくなっています。
安全面では、「自動電源OFF機能」が搭載。電源を入れてから約60分後に自動で電源が切れるため、電源を切り忘れた場合でも、時間が経てば電源がオフになります(電源の切り忘れはしない方が良いですが)。
絹女とキヌージョワールドの違い
では、本題の「絹女〜KINUJO〜」と「KINUJO W worldwide model(キヌージョワールド)」の違いを解説します。
価格
まずは、価格です。
絹女 | キヌージョワールド | |
---|---|---|
価格(税込) | 19,800円 | 13,200円 |
どちらも、1万円超でヘアアイロンにしては高いほうだと思います。
絹女よりも、キヌージョワールドのほうが安く、価格差は6,600円です。
価格で選ぶならキヌージョワールドですが、この価格差は機能面などの違いにも影響します。
ただ、安い方を選ぶのではなく、機能面も含めたコストパフォーマンスで考えるのが良いでしょう。
個人的には、1万以上出して価格差がそんなに大きくない場合は、ハイスペックの方を選んだ方が良いと思ってます。
デザイン
次に、デザインです。
絹女は、全体的に角ばった形状をしています。
特徴的な形状なので、最初は違和感があるかもしれませんが、慣れればかなり使いやすいことがわかると思います。
少ない力でもしっかり髪を挟んで使うことができる形状になっており、無駄な力を入れなくて済みます。
キヌージョワールドは、よくある一般的なヘアアイロンという感じのデザインです。
シンプルな形状が好きという方はキヌージョワールドがおすすめですね。
サイズと重量
サイズと重量は以下の通り。
絹女 | キヌージョワールド | |
---|---|---|
サイズ | 約288(W)×62(D)×38.5(H)㎜ | 約289(W)×40(D)×31(H)㎜ |
重さ | 約390g | 約346g |
サイズと重量は大きな違いはありません。
キヌージョワールドのほうが、コンパクトで少し軽く作られています。
キヌージョワールドの方が、持ち運びしやすい印象です。
温度調整
絹女とキヌージョワールドは、温度調整の幅と段階に違いがあります。
絹女 | キヌージョワールド | |
---|---|---|
温度幅 | 130℃〜220℃ | 140℃〜220℃ |
段階 | 10段階(130℃から10℃ずつ) | 5段階(140/160/180/200/220) |
このように、絹女のほうが温度幅が広く、段階も多いので、温度調整が細かくできるようになっています。
毎回、180℃で使うという人などは関係ないかもしれませんが、髪のダメージ具合によって温度調整したいという人は絹女のほうが使いやすいと思います。
10段階もあるので髪の状態にベストな温度を設定しやすいのでかなり便利です。
温度上昇速度
温度上昇速度(設定温度に達する速さ)にも少し違いがあります。
絹女 | キヌージョワールド | |
---|---|---|
温度上昇速度 (180℃) |
約20秒 | 約35秒 |
どちらも温度上昇速度はかなり速いです。
一般的なヘアアイロンは180℃に到達するまでに1分くらいかかるため、かなりの速さだということがわかると思います。
特に絹女は約25秒というすごい速さです。
ヘアアイロンを使うのは、朝など出かける前が多いと思うので、準備時間の短縮になるので結構大きなメリットになります。
ディスプレイ
温度表示をするディスプレイは、どちらもデジタル表示ですが、少し違いがあります。
絹女はボタンを押して温度を切り替え、文字が大きく上昇温度がリアルタイムで確認できるようになっています。
キヌージョワールドはタッチパネル式のデジタルディスプレイで、タッチして温度を切り替えます。
これは、好みの問題が大きいのでどちらが良いとは言えませんが、私は温度が大きく表示されて見やすいので絹女のディスプレイの方が好きです。
海外で使えるかどうか
海外によく行くという方は、海外で使えるかどうかも重要なポイントです。
絹女 | キヌージョワールド | |
---|---|---|
海外対応 | ❌ | ⭕️ |
絹女は海外では使うことができないので注意が必要です。
キヌージョワールドは、海外対応モデルなので海外に行っても使用可能です。
これがキヌージョワールドの最大の特徴かなと思います。
海外へよく行くという方はキヌージョワールド一択になりそうです。
しかし、キヌージョワールドでも全ての国や地域で使えるというわけではないです。
キヌージョワールドは、AC100V-240Vに対応していますが、国・地域によって電圧・プラグなどが異なることがあるので、海外で使う予定がある場合は事前に確認が必要です。
まとめ
以上、「絹女〜KINUJO〜」と「KINUJO W worldwide model(キヌージョワールド)」の共通点と違いについて紹介しました。
絹女とキヌージョワールドの違いをまとめると、
- キヌージョワールドのほうが6,600円安い
- 機能・性能は絹女の方が高い
- キヌージョワールドは海外対応○
このように、価格は絹女のほうが高いですが、そのぶんハイスペックの機能性があります。
どちらも1万円超のヘアアイロンなので、どうせ1万円以上出すなら性能の良い絹女を買った方が良いと思います。
それくらいの機能面・使いやすさの差はあると個人的に思っています。
海外対応モデルでなければ嫌だという方を除いて、迷ったら絹女のほうがおすすめです。